初めてでも失敗しない老人ホームの選び方

最初は分からないことだらけの老人ホーム選び。老人ホームの基本情報から介護保険まで、いろいろ解説します

老人ホームの種類や特徴

介護付有料老人ホームとは?入居基準や難易度、費用や申し込み方法をまとめました

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介護施設について詳しくない人が、「老人ホーム」と言われて思い浮かべるのが、介護付有料老人ホームかもしれません。

同年代の人と仲良く暮らせて、ホーム内の職員から介護も受けられ、終のすみかとして一生暮らせる・・・そんなイメージにぴったりな施設が、介護付有料老人ホームです。

介護付有料老人ホームとは

介護付有料老人ホームとは、24時間体制で介護スタッフが常駐し、食事をはじめとした健康管理、掃除や洗濯、入浴、排泄など日常生活において、施設内のスタッフから提供される介護サービス付の施設です。

「有料老人ホーム」の形態としては、もっとも一般的と言えるでしょう。

定められた基準をクリアし、認可を受けた介護付有料老人ホームは、施設として介護保険による介護サービスを提供することができます。

介護付有料老人ホームには、要介護1~5の認定を受けた要介護者だけが入居できる「介護専用型」アクティブシニア層中心の「自立型」自立の人や要支援認定の方のどちらも入居できる「混合型」があります。

夫婦で入居する場合、どちらかが要介護でもう片方が自立の場合、混合型の施設に入居することになります。

介護付有料老人ホームの入居条件

原則として、介護保険サービスを利用できる65歳以上からの入居になります。

介護専用型施設の場合、要介護度1以上という条件が加わります。

自立型施設に入居の場合、入居に自立していることが必須条件です。

自立型施設の場合、将来介護が必要になった場合、退去しなければいけない場合があります。

認知症の方でも、多くの施設が利用可能です。

また、施設によっては感染症にかかっていないことや、身元引受人がいる事などを条件にあげている施設もあります。

介護付有料老人ホームの入居難易度

介護付有料老人ホーム施設は、年々増加しています。

少し古いデータですが、平成25年10月の入居率は82.2%と、若干の余裕があります。

都市部や人気の施設だと、満室の場合もありますが、多くの施設には空きがあり、入居基準もそれほど厳しくないので、比較的待機期間は短い施設と言えるでしょう。

介護付有料老人ホームの入居にあたっての費用や1か月のおおよその費用

多くの施設の契約は、分譲タイプや賃貸タイプの契約とは異なり、「終身利用権」を入居一時金を支払うことにより取得する形式が一般的です。

 

退去するまでの家賃を、入居一時金として全部または一部を支払ってしまう仕組みなので、一時金を払ってしまえば月々の家賃は発生しません。

(もちろん食費や雑費、介護保険料など、月額費用は別にかかります)

立地条件や設備の充実度に応じて、入居一時金が数百万円から数千万円、中には1億円以上する施設もあるなど、その施設によって初期費用は大きく異なります。

なお、途中で亡くなったり、退去した場合、入居一時金は一定の金額が返還されます。

償還金額や償還期間などは、施設によって大きく異なるので、最初にしっかりと確認したほうが良いでしょう。

トラブルの原因になることが多いのが、この一時金の返還に関してです。

また一部の施設は、入居時に必要な入居一時金を0円に設定しています。

月額利用料は10万~30万円程度とかなり差があります。

入居一時金がある施設は、ない施設よりも月額料金が割安に設定されていることが多くなっています。

特別養護老人ホームのような介護施設と比べると、割高な施設がほとんどです。

月々かかる費用として、家賃や管理費、水道光熱費、食費の他、1割自己負担となる介護保険料が必要になります。

また、必要に応じて医療費やおむつ代、理美容費などの雑費が加算されます。

介護付有料老人ホームはレクリエーションが充実

アクティブシニア中心の「自立型施設」や、介護度が低い人や自立している方も入居している「混合型」の施設の場合、将棋や陶芸、盆栽などのサークル活動や、カラオケなど他の入居者と合同で行うレクリエーションが、他の施設よりも充実しているのが特色の一つです。

特に自立型施設の場合、毎日充実した生活を送れるでしょう。

豪華なエントランスやラウンジ、理美容室、大浴場などが設けられている施設もあります。

レクリエーションやイベントがとても充実しているホームや、リハビリに特化したホーム、特別な医療対応ができるホームなど、施設によって特色が大きく異なるので、体の状態や好み、価値観に合わせて施設選びをすることが大切です。

介護付有料老人ホームのメリット・デメリット

 メリット  デメリット
  •  24時間体制で介護を受けられる
  • 重度の介護状態になっても住み続けられる場合が多い
  • 医療ケアに対応している施設が多い
  • 施設数が多いので、選ぶ側の選択肢が多くなる
  • レクレーションや共用設備が充実している
  •  介護施設と比べると高い場合が多い
  • 一時金の償還率などは施設により異なり、トラブルになる事も多くある
  • 夜の介護人員が少なく、体制が整っていない施設が多くみられる
  • 介護度が低い人にとっては、制限が多い生活になる

 

介護付有料老人ホームの看取り介護

多くの介護付有料老人ホームが、看取り介護の体制を整えています。

ただ、すべての施設ではないので、入居時に確認が必要でしょう。

インターネットの老人ホーム検索サイトで探すときも、「看取り対応」とか「ターミナルケア」というワードと一緒に検索することによって、看取り介護体制が万全の施設を探すことができます。

介護付老人ホームの申し込み方法

介護付有料老人ホームへの入居の申し込みは、各施設に直接行います。

希望する施設に、入居申込書や、かかりつけ医による診療情報提供書、健康保険証、介護保険証の写しなど必要書類を提出します。

その後面談が行われ、面談の結果を施設スタッフなどが、要介護度や介護の必要性、介護者の状況、資産や収入額などから総合的に判断して、入居判定を行います。

入居にあたっては、保証人が必要な施設がほとんどなので、誰を立てるかあらかじめ考えておきましょう。

まとめ

入居条件がそれほど厳しくなく、施設数が多いので待機期間が短いこともあり、介護付有料老人ホームの入居を選択される方は多くなっています。

時には1000万以上の入居一時金が発生することもありますが、1000万円払って20年入居した場合、月々41,666円の家賃ということになり、実はそれほど高くありません。

自立型施設を選ぶか、混合型施設にするか、それとも介護専用型にするかによって、その後のシニアライフが大きく変わってくるので、よく説明を聞いたうえで、慎重に判断しましょう。

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ジョニー

ジョニー

フリーランスのアラフォー整体師です。 患者さんの半分は、60歳以上の方。 老人ホームや、ターミナルケア病棟への往診なども多く、いろいろと毎日考えさせられます。 趣味は、野球・アウトドアキャンプ。 同じくアラフォーの妻と、毎晩お酒を飲む時間が大好きです。

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